宮古島日記2  (2013 Aug)

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                                                                      2013/08/01 - 05

 

 

(きったないMS-Word作成のHTMLですいません。時間ないんすよ、本当に)

 

===========                 出発前

 

今回の一人旅を思い立った背景は複数ある。

 

・仕事の雑用地獄にストレス感じまくりだった。特にこの2年間ほど、ストレスレベルが線形に増えてってるぞ

 

・ストレスMAXな日々では、そもそもストレス解消しようという気力すら死んでる

 

・6月のヨーロッパ出張3週間で、研究三昧の日々を送れて、その気力が持てた

 

というのが直近の流れ。で、何するかですが

 

・「外国旅行.xls」によると、私は20才の頃から平均年1回は趣味で大きな旅行をしてたのに、今の職場に来てからはほとんどそういう「遊びの旅行」はしてない

 

・忙しさに比例して貯金は増えた

 

・(検閲により削除)

・(検閲により削除)

・(検閲により削除)

・(検閲により削除)

 

・一人旅&旅行記書きたい。ストレスフリーな数日を送りたい

 

・無謀旅行記シリーズは、そういえば私のWEBページのメインコンテンツなんでは?

 

・最後の決め手として、Christophが8月はUBCにいない(からYVRに長期いてもしょうがない)ことが判明

 

 

というわけで、休みをとって、長い間やってなかったスキンダイビングをしに行くことに決定。

 

ちなみに決定したのは、ヨーロッパ帰りの機内だった気がする(笑)

 

%有力候補だったサマルカンドは、準備期間不足で断念。でもいつか行く、絶対!

 

%%全然無謀旅行じゃないですね、すいません>シリーズ愛読者の皆様

 

%%いつか、皆様を満足させられる無謀旅行に行きます。現在のところ、ヨーロッパ行きの飛行機の窓から見えるウラル山脈北西に広がる無数の湖沼地帯、が候補として上がっています。飛行機借りないと行けないと思われます。行けても帰ってこれないかもしれませんが・・・それこそが私の本来の生き方ですよね!!

 

 

ということで、この8月には短期旅行に出ることを決意。

3年前、すげ〜海が綺麗だった宮古島に目的地は決定。

 

で、ちゃきちゃきと手配を始めると、予想とおり8月の宮古島行きは、航空券が高い!

高いというか、正規運賃しか売ってない(汗)

 

・・・ええ、買いましたとも。JALの羽田〜宮古直行便、普通運賃往復で

 

115740円 也

 

ふ。

前回はマイル特典航空券で、事実上タダの飛行機で来たというのに、今回は交通費だけで12万円。

航空券代としては、海外旅行を含めても、私の過去の趣味の旅行でもトップ5に入るかも。

 

まあ仕事だと、ヨーロッパビジネスクラスは70万とか行ったりするし、30〜40の航空券をぼかぼか買ってるここ数年で、なんか感覚がマヒしてる。

 

6月にするとか、かなり早めにツアー予約するとか、工夫すればたぶん往復5万くらいでは来れるんだと思う。でも忙しいし、

「研究のために海外行くのすら、すげ〜プレッシャーかけられる」

ような日々の中で、趣味の旅行の時期なんか自由に選べるわけない。

 

私は、学生時代に書いてたスキー日記( <URL> )で書きました:

 

「土日や連休にスキー場に来る奴は馬鹿だ」

                                          (高い上に混んでるから)

 

いつの間にか、私も馬鹿の仲間入りです。それもかなりひどいほうの馬鹿。

 

なんだか書いてて切なくなってきた。

 

何でこうなっちゃったんでしょう?

 

何のために生きてるんだろう?

 

人生って何なんだろう?

 

そう、そういうことを、ゆっくりした時間の中で考えるために、旅に出るのです。

 

 

 

===========                 出発10日前

 

出発の10日前の7/23に、大学から帰宅中、自転車で大クラッシュ。

高さ1mくらいから、時速20kmでアスファルトにダイブ って感じでした。

うまく転がれず、まともに全身で着地したのが敗因。

 

東京の人混みは戦場なのだから、常に緊張感を持って自転車に乗らねば

 

いや違う、自転車は *安全に* 乗りましょう。

 

右手、右肘の外傷はともかくとして、右あばらと右大腿骨、骨盤、そして右の股関節を痛打。

事故直後は、5分くらい雨の中動けずに倒れていた(笑)

 

・・いや笑い事じゃないな。もし骨盤折れてたりしたら、それこそ一生ものだ。

  カートやスキーで怪我するなら納得もいくが、あの事故でそんなことになったら悔やんでも悔やみきれん。

 

外傷は順調に直るも、右股関節が一番治らない。調子いい時はほとんど痛みはないが(それでも違和感はある)、旅行前日は調子が悪い日で、普通に歩くと痛いので、ややびっこ引いたような歩き方に。この1週間、基本的にすこしびっこ引いて歩いてた。

 

3年前は親知らずイベントがあったが、宮古島旅行の直前にはどうしていつも *痛い体* になるのだろうか?

 

ちゃんと、宮古病院の診察券も持って行こうっとww

 

 

 

===========                 Day 1                                08/01 木曜

 

 

05:25

中野駅から羽田直行バスに乗る。1日に、早朝の2本しかないという異様なスケジュールのリムジンバスだが、時間さえ合えば便利。

 

06:55

JTA便で宮古へ向け離陸

 

09:00

機内で旅行記を書いてたら、島々が見えてくる。

天気は快晴。

いやがうえにもテンションがあがる。

 

 

09:10

与論島のリーフがすげ〜大きい&綺麗。

  与論島懐かしいなあ・・・・

    人生で初体験の島だもんなあ

    島の将棋チャンピオンと将棋して勝ったよなあ

    そういえばあんときは、大阪からフェリーで往復したよなあ

     船で1人で与論ですよ。ただ安いというだけの理由で。そんだけ時間が合ったんだよね。正直羨ましい・・

 

              人生、昔話しかしないようになったら、もう終わりです(笑)

 

さて、B737-400は、沖縄本島を左手に見ながら飛ぶ形に。

南の海ですよ〜〜 来ましたよ〜、ひささびに。

みよ、あの珊瑚の海の色の美しさを。

 

 

10:00

無事到着。

レンタカー開始。日産ノート。

4泊5日で、コミコミで2万円だった(タイムズカーレンタル)。

 

さっそく、日焼け止めなど数点を購入しにイオンマックスバリュー宮古店へ直行。

 

うん、少なくとも今回は、前回ほど体調悪くはない。

 

やる気あり(笑)

 

でもって、そのショッピングモールにあったダイソーにトラップされる。

私は地方にいくといつもこういう買い物をしたがるが、思うに

              「広々した店内で買い物」

が大好きなのだと思う。てか、

              「陳列棚の間隔を限界まで狭めた東京の店」

が本当にイヤなんだろう。

中野にもダイソーはあるが、みよ、これが宮古島のダイソー店内だ:

 

 

これがあのダイソーか?

100円ショップなのに、中野のマルイより広々してるぞっ(爆)

 

              (写真:ダイソー中野店 撮影予定)

              (写真:マルイ中野本店 撮影予定)

 

ここで軍手ほか数点を購入。

 

 

11:00

ご飯食べてゆっくり計画立てたいということで、

前回の旅行記に登場したのとまったく同じファミレスへ。

 

宮古を走っていると、いろいろ思い出す。

記憶というのは消えるんじゃなくて、アクセスできなくなるだけなんだなあ、と思う。

 

今回の計画は、前回の経験も踏まえて

 

・あらぐすく海岸でスノーケリング(たぶんシーカヤックも)

・前回行かなかったイムギャーマリンガーデン (スノーケリング)

・東平安名崎の灯台

・下地島の訓練機見学 &スノーケリング

・池間島 &フナクスビーチ (スノーケリング)

・シー・スクーターってやってみたい

 

4泊5日でできるのか?w

 

今日の予定は、初日だしまずは練習、ということでイムギャーという、初心者向けだというポイントへ。

 

入り江の内側 

 

 

入り江の外側

 

 

橋の真下付近

 

 

15分x1、30分x1

 

という感じ。入り江の中は、水温が妙に暖かく、透明度もいまいちだが、珊瑚は綺麗。

橋の外に出ると、水温、透明度、水深が変わり、大満足。(多少波はあったが)

 

3年ぶりスキンダイブ&スノーケリングだった。右股関節のこともあるので、今日は控えめに。

でも5mくらいは軽く潜れる。たぶん水深10mの場所があったら、自分を抑えられずに突っ込んでたと思う。

           ←海は本当に死ねるんだから、一人で絶対無理しないこと!

 

今回イオンで衝動買いした、フィン用のブーツを試してみたが、素晴らしい!

いままで靴下を履いてたけど、こっちの方が全然いい。

1480円、衝動買い大成功。

 

一方で水のペットボトルをくくり付ける作戦は、悪くはないものの

              「飲めば飲むほどペットボトルの浮力が強くなる」

という、考えてみれば当たり前の事実に気づく(笑)。

立ち泳ぎしながら飲む行為自体も、波があると結構難しい、てか危険なので、明日はどうしたものか。

 

さて、一番暑い時間帯に2本やったので、今日はゆっくりしたい。

イムギャーにはシャワーがないので、まずはシャワー浴びたいということで宿にいくことに。

 

今回の宿は、前回と同じく島宿BOBさん。

1泊2500円の素泊まり宿で、前回雰囲気が気にいったし。

              ←飛行機代との違いは気にするな。俺はやりたいことをやってるだけだw

 

 

16:00

チェックインして、シャワー浴びる。

でもって、この旅行記を書くために、モスバーガーへ。

そう、「私はいつもハンバーガー食べながらPCいじってる」のです。

もうこれが私の人生なんです。 受け入れろ、俺。

 

途中、3年前に毎日モーニングを食べてたファミレス、Joyfulを発見。

明日はここで朝食だ〜

 

18:17

ということで、現在時刻は1817

せっかく買った日焼け止めをせずに潜ったので、早速ふくらはぎが多少日焼けでヒリヒリ。

(上半身は長袖ラッシュだったのでセーフ)

だから日焼け止めはないと死ぬんだって。いい加減学習せよ。

 

19:00

ふぁっしょんセンターしまむらに遊びにいく(爆)

Tシャツx2、帽子、かかと付のサンダル、寝る時用のジャージ下を購入。

全部で5000円くらい。

とにかくTシャツが安かった。450円とかで、lecoqとかのブランド売ってる。

いったいどうなってるんだ?

  (東京での土地代)>>(宮古島への輸送費)

なんだろうかねえ。

それにしても、通販より安い気がするんだが;;

 

 

 

===========                 Day 2

 

10:00

どうにもBOBの部屋は暑すぎる。外はそんな暑くないのに。

あとベッドが鉄板のように硬い(涙)

前回も多少は感じたが、今回は股関節を痛めてるので、なおさらきつい。

 

昨日の夜はなかなか寝れなくて、おかげで寝不足。

なんてこった。

これはリゾートじゃねえ! ←1泊2500円に何を期待してるんだw

私の体はもう、バックパッカー生活を拒否するように(涙)

 

というわけで、宿替えを決定。

ネットで調べて、ホテルピースアイランド宮古島、ってとこが

全室洗濯乾燥機付(!)つうことで、ここをネット予約。

駐車場代いれると、1泊6500円(素泊まり)。

 

朝シャワー浴びたのだが、ふくらはぎの日焼けは結構イタタ。

むう、スノーケリングしてたのは、トータルで1時間もないのだが。

南の海の太陽、恐るべし。

 

今日はややお疲れなので、予定変更して、まったりすることに。

元気が出たら、あらぐすくいこう、くらい。

 

スマフォのおかげで、どこでもネットつながる。

非常に便利なんだが、一方で、仕事のメールがバンバン来る。

どこに居ても、1日2時間くらいは仕事させられとる。

まあ、そんくらいは別にいいんだけど。

 

そんなわけで現在、昨日宣言したとおり、ファミレス Joyful にて朝食中。

しかしまあ、この中と外の温度差はきつい。

BOBの部屋は熱帯だし、ここは冬みたいな気温だし。

弱冷房エリアが欲しい・・

 

 

11:00

足の日焼け対策のため、ラッシュガードの下を、宮古唯一のマリン用品ショップで購入。

たしか以前にも、ここで何か買ったような・・

たしか5000円くらいして、しまむらプライスとの違いを感じたが、とっとと購入。

結果的に、このラッシュガードは大活躍!

てか、これ、普通に必需品だったんでは?

一人で趣味やってると、分からないこと多しw

 

 

12:30

池間大橋渡ったとこのビューポイントに到着。

宮古そばを食べてみる。

ここは、以前の旅行で 「便変更して全速力で帰宅」 を決意した思い出のポイントであるw

 

 

 

とりあえず今回は、あの時ほどは体調悪くない。

神様ありがと〜

 

ちなみに日焼けはややヒリヒリ。

腰、あばら、股関節は、なんか違和感はあるけど、痛いってほどではない。

 

 

13:30

JALの機内誌で特集やってた宮古スノーケルポイントのひとつ

 

フナクス  @池間島北岸

 

に到着。

 

ここはいいですよ、まじで。

色とりどりのエダ珊瑚がいっぱい!

生きてるサンゴは、死んでるサンゴとは別物です。おさかなもいっぱい。

 

ビーチから沖へ出て右いったあたり、ほんの30mもおよげば、巨大なサンゴ。

GoogleMapの航空写真みるのが一番早いですね。

 

              GoogleMap

 

ココ。

巨大な岩みたいに見えるのが、全部エダサンゴです。

 

ばかみたいに簡単にアプローチできるし、これは穴場かも。

 

岸を右ぞいにいくと、なんというか海賊の入り江? みたいなとこもあり。

紅の豚で、豚がひそんでた入り江をなんか連想した。

ここで、ヤドカリやらカニと戯れて遊ぶw

 

欲を言えば、昨日今日と深さが物足りない。

20mくらい下にある底をみたい。

スキンダイビングで、死ぬ手前までいってみたい ←バカ?

 

 

16:00

予約してた、ホテルピースアイランド宮古島にチェックイン。

お〜〜普通だ。

 ・フロントに人がいる

 ・エアコンがある

 ・ユニットバスがついてる

当たり前のことだが、妙にうれしい。リゾート気分 (^^)

 

さらにこの宿には、乾燥機付洗濯機が全室にあるのだ。

なんと素晴らしいことよ。

建物も内装も新しいし。

宮古島の新しい常宿にけっていw

 

 

18:00

Joeさんといえばハンバーガー。

宮古牛を使った高級(?)バーガーショップである、ダグズバーガーに行ってみる。

              URL

 

 

 

味もうまかったが、そんなことよりオーナーからのメッセージ

を熟読。熟読しすぎて、旅行記書くのを中断するほど。

 

 

なんでも、東京生まれの日本人だがアメリカ国籍で、今はアメリカで弁護士をやりつつ、宮古でのマグロ釣りにはまって、ハンバーガー屋を副業でやってるとか。さらにさらに、飛行機も大好きで、ライセンスだけじゃなくて、自家用機を購入しちまったとか。

 

・・・なんというか、アメリカンサクセスストーリー?

 

すごく、気が合いそうな気がする。尊敬する。

 

私も研究は大好きだし、それを職業にはできたけど、やっぱりスケールの違うサクセスストーリーだよねえ。

 

ところで、今日まで素晴らしい天気に恵まれている。

今日は夕日が綺麗かも    → あれ、夕日といえば?

 

というわけで、次の目的地は決定。

 

 

19:56

ただいま長間浜ビーチの駐車場

前回日記でも登場した、東シナ海に沈む夕日が有名なポイントである。

サンセットをみたあと、ついでに星も見ようと暗くなるのを待っている。

 

 

 

今回は前回と違い人が多かった。

 

 

そして、夕日

 

 

 

 

この浜で、   *赤サンゴのかけら*   を集めているという女の子と、少しだけ話した。

彼女も東京から一人らしい。

今日、はじめて海に太陽が沈んだそうだ。  (脚注:前日までは天気が悪かったという意味)

 

              「毎日来てるの?」

 

余計なことを聞いたかも。反省

 

 

赤サンゴ、私も集めてみた。

 

 

なんというか、東京には寂しいひとが多いのだろうか。

誰も居ないビーチの駐車場で、ひとりPCを打つオヤジ。

もはや想像を絶する寂しさか?(笑)

 

 

夕焼けの空に輝く金星

 

 

 

金星の輝きだけでは、写真は絵にならない。

哀しい赤い背景が必要なのだ。

・・・何言ってんですか?(笑)

 

 

20:11

文章を笑い基準に戻しましょう。

 

駐車場にあった残りの1台と思われるグループが戻ってきた。

ついに今夜の長間浜ビーチは、私のものだw

 

空はまだ漆黒の闇とはいえない。

焦ることはない、時間はあるのだ。

 

ちなみに旅行期間中、月はほぼ新月。

そして今、天頂には雲ひとつない快晴。

こいつは期待できるはず。

天の川が見えるかも。

この前に天の川をみたのは    ・・・いや、昔のことはいい。

 

 

20:26

ここまでをすべて読み返してみた。

 

今日はゆっくりするはずじゃなかったのか?(笑)

 

たぶん楽しんでるんだと思う。きて良かった宮古島

 

周りはいい感じに漆黒の闇になってきた。

 

では、キーホルダーについてるLEDライトを頼りに、行ってきま〜す

 

 

素晴らしい星空でした。

 

東シナ海に沈む金星!

ひっさびさに見た天の川、天の川をはさむ織り姫と彦星(ベガとアルタイル)、

そして異様に低い位置にある北極星と、異様に高い位置にあるさそり座。

ゆっくり移動していく人工衛星

 

昔は星座全部覚えてたんだけど、もうGoogleSkyMapがないと、さそり座と北斗七星くらいしか分からなかったです;;

 

南十字星って、ほんとに南の空なんですね。

宮古島からは見えない、とGoogleさんは言ってました。

 

あとは流れ星が、5分に一回くらい、主にさそり座の方向で流れてました。

 

ん〜〜、長間浜に寝転がって、星空をもっと堪能したかったけど、

そのまま寝落ちしそうだったので、30分ほどで帰還(笑)

 

浜辺でキャンプとかしたいですねえ。

 

 

 

===========                 Day 3

 

といっても、書いてるのはDay5なので、この辺は思い出しながら。

 

え〜、朝寝坊して、ゆっくり朝ごはん食べながら(@Joyful)まったりしてたら、あっという間に11時だったので、伊良部島行きはDay4に決定。

 

Day4も、なんか予約とかしないと同じパターンになりそうだったので、伊良部で9時出発のツアーを電話予約。

 

ということで、この日は吉野海岸でやってるシースクーターなる乗り物のツアーに参加することに。

 

吉野海岸は商売っ気が強くていかん、という噂だったので、行くのは初めて。

 

 

12:30

到着。

干潮(大潮)が正午ごろで、この時間はまだ潮が引きまくり。

潮位は-cmくらいか?

歩いてリーフまでいける。 が歩くと、えらい勢いで笛吹かれるので、無理。

 

適当に泳ぎながら時間つぶす。

珊瑚とお魚はいっぱいいる。しかし・・・浅すぎる。

 

というわけで、パラソル借りて時間つぶす。シースクーターは、この水位じゃ無理なんで、15:00のツアーに参加予定。

 

店のおっちゃんと話して、オニサンゴがいかに恐ろしいかを教えてもらう。

「さされて指が曲がらなくなった」、「死んだダイバーがいる」、などなど

怖すぎる・・・

特にこういう浅い状態だとねえ。

 

 

14:15

そこそこ満ちてきたので、リーフまで泳げそうだ。

とにかく、深い海に潜りたい。それには外に行くしかない!

海はベタベタに凪いでいる。

 

ということで、完全装備でリーフまで泳ぐ。

途中、水深30cmくらいの箇所を強行突破。軍手大活躍w

(ちなみにその辺は珊瑚じゃなくて岩なんで、珊瑚は傷つけてません)

 

リーフの外に到着!

 

やったぜ!

水深は10mくらいだろうか。

 

おっきい魚がいっぱいいる。

 

でもそんなことより、 深い! 潜る! 楽しい! ww

 

別にプールでも私は楽しいんじゃないか、という気すらしてきた。

この3次元を動き回る感覚がなんともいえん。

 

帰りは波にのって、さくっと15時には浜に帰還。

 

 

15:30

親子連れ3人組と、シースクーターのツアーに参加。

正直ツアーの内容よりも、乗り物に興味があった。

 

どうやら電動のようだ。

バッテリーは、バイク用くらいの大きさだったが、バイク用とは違うらしい。

2時間持つとか。

 

で、ツアー出発。

スノーケルが怖いとか、マスクが痛いとか、ガイドさんは大変ですね。

              ↑中年男一人っていう、よく分からない怪しい客とかも来るしね

なんだかんだで、3人で出発。

 

ん〜、この乗り物(?)、最初はあんまパワーないように感じるが、

継続してこの出力が出せるのはすごい。

物体としては、一応浮くようになってる。

いかに速度出すか、とか、向きかえるとか、いろいろ楽しい。

 

パワーは、全力でフィンで泳いでるとき、にはちょい負けるくらいの推進力。

でも持久力がすごい。まあ、機械だから当たり前だけど。

 

これ使って垂直に突っ込んでみたかったが、事前にライフジャケットを要求されてたので断念。

まあ、あれは使い方間違うと死ねるかもね。

 

で、リーフの外縁を回るツアーだった(5000円)。

 

シースクーターで動いてると、結構寒い。

普段フィンで泳いでるときは、やはりかなり運動しているのだ。

 

でもって、リーフの中に戻ってきて、最後はバッテリー切れるまで好きに遊んでいいよと。

ライフジャケットも外していいよと。

 

いやあ、最後水深2mくらいの海の中を、一人で自由にぐるぐる回るのが

一番楽しかった(笑)

 

一番速度出る姿勢を考えたり。

向きをいかに素早く変えるとか。

ん〜、なんというか、これ、やっぱ *モータースポーツ* なんだろうか?

 

なんだかんだで、日が落ちてくる1730くらいまで吉野海岸で遊んでた。

吉野海岸(の商売してる場所?)の崖の上には、ちゃんとしたシャワーがある。

商売っ気はたしかに強いが、シャワーがあるのは助かる。

 

吉野海岸も、言うほど悪くないように思った。

リーフに行くな、ってうるさいのが、一番問題ですな。

あれさえなければ、また来たい。 

 

 

18:30

明日は朝早いので、ホテルもどってシャワー浴びなおしたあと、すぐ傍の

レストランのむら

で夕食を取ることに。

 

るるぶのクーポン3000円分が使えたので、全部使って伊勢えびの定食を注文。

 

 

 

伊勢えびのほか、海ぶどうとか、普通の観光客っぽいこともやっておいた。

 

 

 

===========                 Day 4

 

07:00

起床。

ねむいよ。

 

 

08:00

適当にコンビニで朝ごはん買って、フェリーターミナルへ到着(5分)

 

フェリー会社は2つあって、普通車往復3000円か、片道2000円かを選べる。

何の迷いもなく、片道を購入。

だって、帰りの時間決めてないしね。

 

 

08:25

フェリーゆうむつにて、伊良部島へ出発。

船、楽しいw

 

 

09:00

20分で伊良部島に到着

 

 

フェリーはこのまま接岸する。ちなみに乗ってたのは5台くらい。MAXで20台くらいだろうか。

 

無事にツアーの漁師さん(?)の一行と合流。

 

今回のツアーは、

 ・ボートで移動

 ・青の洞窟

 ・シーカヤックで洞窟めぐり

 ・スノーケル

 ・カツオ解体ショー&食べ放題

という内容(9000円)。

 

お兄さんの潜り方がすごかった。

 

ウェイトもつけてないのに、息を吐ききって、そのまま真下に落ちていく。

そこまで吐ききれるのか〜

 

私はウェイト1kg付なので、真似すると、結構すぐできた。

 

こりゃ便利だわ。

 

ただ息を吐ききって、さらに10mとか潜ると、胸が水圧で圧迫されてきつい。

(ひょっとしたら、あばら損傷の影響かもしれんけど。)

 

この方法は、2,3mの水底に腰掛けるのに一番いい方法っぽい。

 

途中13mくらいのポイントで、みんなで潜りごっこ。

私としては、あそこで30分くらいいたかったが、ツアーなので、1トライで終了。

 

ちなみに青の洞窟の場所は、島の南東部付近の模様。

ちょっと、近くにエントリーポイントはなかったので、これはツアーでないとこれない。

 

オニヒトデに、今回初遭遇。

うぐう、みるからに毒々しい。

 

最後は、カツオの解体ショー。

おっちゃんの手さばきの良さは、尋常ではない。

説明しながらでなければ、カツオ1匹(40cmくらい)あたり30秒で

3枚におろされていくだろうw

 

私も挑戦してみる。

結構簡単にいけますよ。皮を綺麗にはぐのが一番難しかった。

 

あと、今回のツアーも、家族旅行が2組+ワタシ。

 

もはやこの状況にも慣れてきた。普通に会話に参加させてもらう。

 

 

12:30

伊良部島に来た目的その2は、もちろん下地島でやってるジェット機の訓練の観察である。

港からポイントまで、20分くらいで到着。

 

ANAB767が、飛んでます。

この海の美しさと、頭上10mを通り過ぎる飛行機の迫力の組み合わせは、なんというかすごいです。

 

今日の風は南、ということで着陸が、それこそ素晴らしくよく見える。

これ見るためだけに、宮古に来る人がいても、おかしくはないだろなあ。

 

ゴーアラウンドも多い。

Ryanも言ってたが、ジェットは200ft AGL かなんかで、GO/NOGOの判断するんですよね。

どういう理由でゴーアラウンドしてるのか良くわからないけど、looking good から轟音立てて上昇してく。

 

low / high に関しては、そんなに無茶なのはなかった。

むしろ align rwy center が、やっぱ大変そうに見えましたね。

B767からみれば、rwy width なんて狭いでしょうしねえ。

 

おいアンタ、っていうようなハードランディングもあった。

 

「うわ、あれは絶対怒られてる・・」

 

やっぱ教官怖いのかなあ。 がんばって〜〜 >パイロット訓練生の皆様

 

着陸時のタイヤスキール音なんかも、ばっちり聞こえる。

よく見てると、メインギア降ろしたあと、ノーズギアつけるときに、ちゃんと向きそろえないと、あの飛行機ほんどにやばいことになるんじゃないか、って気がする。

けっこうクラブしたままで、メインギア着いたりするしね。

 

 

空港下ビーチ。信じがたいことに、この下のリゾートホテルの宣伝のような写真は、上の飛行機の写真撮影したポイントから、50mくらいしか離れてませんw 

 

 

午前のツアーでご一緒させて頂いた家族連れに、撮って頂いた1枚。

この日は、1日しかない伊良部島観光ということで、数箇所を潜る予定。問題は、海から上がったあとどうするか、だったが、

 

「今日は1日中、上下ともラッシュ生活」

 

という暴挙に出ることを決定。なんせ日差しは強烈で、一回ラッシュを脱ぐと、日焼け止めを塗りなおさなくてはいけない。その前に、真水くらいは浴びたいが、全部のビーチに水道があるわけではない。

 

このラッシュ生活、意外と快適である。冷房服がなくとも、びしょぬれラッシュで十分快適(気温36℃)。

 

 

15:00

上の空港下ビーチで軽く泳いだあと、伊良部のスノーケリングポイントとして有名な中ノ島ビーチに移動。

 

ここ、結構いいですね。入って左手側が、渓谷のような谷になっていて、水深が2mくらいから10mくらいに一気におちる、ダイナミックな地形。もちろん、珊瑚もお魚もいっぱいいます。

 

最終日は、用具の乾燥やら帰京後の体力のことやら考慮して、泳がないことに決めていたので、今回の旅行最後のスノーケリングは、中ノ島ビーチとなりました。

 

スキーでシーズン最後の一本に感じる寂しさみたいなもの、を久々に感じました。

 

スキーは、毎年一回は滑るのが間違いないので、シーズン最後でも次回は来年ですが、珊瑚の海のスキンダイビングは、次はいつになることやら。

 

「これで最後でいい?」

 

って自分に聞きながら、10m程度のバーティカルダイブを、5本くらいやってました。

 

いや本当に、私は珊瑚の海が好きなのか、3次元を動く感覚を味わいたいだけなのか、もう分かりません。

 

中ノ島ビーチには、シャワーどころか文明の雰囲気はかけらもないので(つまり海の家的なものはない)、別のビーチまで移動して、そこでコインシャワー。

 

当然、全身ラッシュのまま、シャワーを浴びて、そのまま出てくる。

真水、ありがたい。

 

その後、そこらの路面に5分も転がってれば、強烈な日差しのおかげで、あっという間に乾いていくのです。

 

 

18:00

帰りは、行きとは別のフェリー。「スーパーライナーはやて」

 

行きにのった「ゆうむつ」とは違い、こちらは20kt級の高速フェリーです。所要時間は20分が10分に!

              ・・・そんなに急ぐ距離か? という気もします。

 

 

高速船だけに、搭載力は小さいです。初心者マークの運転者は、絶対に乗せられないでしょう。

 

 

とはいえ、実は2015年に伊良部と宮古を結ぶ橋が完成予定です。

なので、運転初心者でも、伊良部を車で走れるようになると思います。

橋が開通したら(しなくても)伊良部島、かなりオススメです。

 

というか、宮古島まで遊びに来て、伊良部島を遊ばずに帰るのは馬鹿です。

 

 

19:00

上の写真でも分かるとおり、とにかく快晴続き。中でも今日は、雲ひとつない青空。

 

うむ、 *私以外の* 誰か宮古に遊びに来た人の日頃の行いが良かったのに違いない。

 

ということは、今日の夕日も素晴らしいはず!

 

というわけで、ホテルでゆっくりシャワー浴びてから晩ご飯を食べる予定を急遽変更して、夕日ポイントに行くことに。とはいえ、長間浜まで行く時間はない。15分以内に到着できる夕日ポイントを探せ。

 

Quiz: 夏の太陽が沈むのは、北西ですか? 南西ですか?

 

Joeさん: 夏だし、南西でしょ?

 

焦っていると、こういう単純なミスを犯しますね。海で間違いを犯さなくてよかったです。

 

Answer:: 北西

 

どたばたしつつも、どうにか適当なポイントを発見。

 

 

今日の夕日

サンセットポイントには、チェアーとテーブルまで用意されています。

 

 

 

「お客様。サンセットディナーへようこそ。

 こちらが本日のコースとなっております」

 

 ・宮古着後すぐに買った いろはず24本入り が余っていた  ・・わけではない

 ・栄養バランス的に、たんぱく質がいると思ったから、ファミマプレミアムチキン(期間限定20円引き)を追加した  ・・わけではない

 ・ソース焼きそば298円  ・・誰がそんなデマを!!

 

 

「お客様。当店のサンセットディナーは、素晴らしい夕日がなによりのセールポイントでございます」

 

 

「お客様。食後に、アイスコーヒーとお煙草は如何でしょうか?」

 

 

「ところでお客様。お着替えはされないのでしょうか?」

「いいんだよ、このままで。どうせ誰も来ないよ」

 

 

ドレスコードのうるさいレストランでなくて良かったです。

 

 

 

本当に雲ひとつない大空

 

 

昨日の伊勢えび定食に負けないサンセットディナーを堪能できて、大満足でした。

 

 

この日が一番楽しかった。

 

 

ホテルに帰ってきて、全身ラッシュのまま、バスルームでシャワーを浴び始めて気づく。

 

              ラッシュの中は砂まみれ

 

さすがにこのまま、このユニットバスに砂を流すのはひどすぎる。

とはいえもう夜。

ホテルの2階にある洗い場に行って砂を流したいのだが、全身びしょぬれラッシュ。

 

ユニットバスを砂で詰らせるよりは、廊下をびしょ濡れにするほうがマシだろう、と決断。

 

良い子の皆さん、町ではラッシュ生活をしてはいけませんよ

 

 

 

===========                 Day 5

 

03:00

危険な時間に日記が始まっていますが、今回は「痛みで目が覚めた」わけではありません。

デパアモ投入して寝ようとしたんだけど、なんだか寝れなくて(多分興奮しすぎ)、そのうちサンセットディナーでは足りなかったのか、お腹が空いてどうしようもなくなり、24時間営業のJoyfulに駆け込んで、ご飯食べて一息ついたのが、午前3時でした。

 

ちなみにこんな時間でも、客は数人いました。

 

ご飯食べて、落ち着いたワタシは、その後ホテルの部屋にてしっかり睡眠。

 

15:51

ただいまマクドナルド。

明日、明後日と仕事がつまっているので、今日はまったり過ごすことに。

 

とはいえ、今日も快晴。

この殺人光線が降り注ぐ環境で、真昼に外なんかにいたら死んでしまう。

 

ということで、Tシャツ買ったり、日焼けにつける薬買ったり、

日記書きに専念したりしてたら、いつのまにやら、ほとんどもう4時。

 

11時にチェックアウトして、

モスでご飯&2時間ほど仕事して、

それから買い物してマックに移動して、

今度は日記書いて、

とやってたら、そろそろVaioのバッテリも切れてきた。

 

むう、どうするべ、と思ってたら、このマックには電源のある席がある!

 

神様、もっと旅行記かけってことですか?

 

ということで席移動。

1930発の飛行機まで、ずっと今日はPCで作業でしょうか?(笑)

 

え〜と、現在の体調を記しておきましょう。

 

・あばらは多少違和感ある程度。痛くはない

・股関節は、痛いといえば痛いが、それほど気にならない

・全身の皮膚のカサカサっぷりは、やばいレベルになってきた。

・ふくらはぎの日焼けは、峠は越した気もするが、ヒリヒリする

 薬を購入して塗布

 

ちなみに今日は、足を守るためGパンをはいている。

 

17:40

リゾート休暇最終日。しかし、いくらまったりする予定とはいえ、

              昼前まで寝る → モスバーガー → しまむら → マクドナルド

はひどくないですか?

 

でもお腹空いたなあ。

 

あ、あんなところに、太戸屋が!

 

              昼前まで寝る → モスバーガー → しまむら → マクドナルド

                             → 太戸屋で晩御飯

 

つぼ鯛の定食、うめえ〜

 

力いっぱいダラダラ過ごした1日の終わりに、まだ一度も行っていない前浜ビーチを見てきました。

てきと〜に Galaxy S3 でパシャっただけなんですけど、なんか綺麗な写真になりました。

 

前浜ビーチは、すぐ傍にある東急宮古島リゾートの縄張りです。

と思っていたので、いままで敬遠してましたが、ここも悪くなさそうです。

ここもサンセットビーチです。普通の人は夕日をここで見ましょう。

 

 

18:20

レンタカーを返します。

5日間、お世話になりました。とくに、ラッシュ生活という暴挙を送った私のせいで、車内は砂まみれです。

 

ということで、宮古空港に到着。あとは東京に帰るだけ。

 

石垣から飛んできた琉球航空だかのターボプロップ機。今度はこういうのも乗りたいですねえ。

 

 

帰りの飛行機

 

 

19:50

離陸は結局この時間。

せっかくの窓側席だったが、景色は完全に夜景だった。

 

 

なんだかんだで満喫した5日間だった気がします。

 

 

================   DAYS AFTER

 

DAY2,3,4,5の日記の半分以上は、遊ぶのに忙しすぎて、後から書いてます。

この日記は、最終的にはアメリカ行きの機内、ちょうどアラスカの南の太平洋上で完成しました。

 

今回は無謀さにも笑いにも欠けるため、写真メインの構成となりました。

撮影はすべて、スマフォの Galaxy S3

被写体が綺麗なら、カメラなんてなんでも綺麗にとれる ・・はず。

 

いま見返すと、構図とか明るさとか、とにかくもっと数を撮っておけばよかった。

 

================   NEXT YEAR

この日記のWEBバージョン(検閲済み、一部編集)は、2014年8月のカメルーン研究調査旅行中、首都ヤウンデのメウミホテルにて完成させました。やはり異国に来ると旅情を感じて日記を書きたくなる模様。