GNUPLOT MINI-HOWTO

グラフを描く

set xrange[0:1]
set yrange[0:1]
plot "datafile" w p pt (点の種類番号) ps (点の大きさ)
plot "datafile" w l lt (線の種類番号) lw (線の太さ)
EPSで出したときの、点の種類番号と実際のイメージ
EPSで出したときの、線の種類番号と実際のイメージ

凡例を消す

データファイルの場合は、ほとんどのケースで凡例は意味不明なだけ
unset key

目盛りをいじる

set xtics (xの増分)
set xtics (xの目盛り1つ目の値),(増分)
set xtics (xの目盛り1つ目の値),(増分) , (最後の値)
set tics out #目盛りを外向きに
unset xtics  #目盛りをなくす

対数グラフ

set logscale y
set format y "10^{%L}"  #目盛り数値を10のべき乗表示、EPS環境のみ?

数値の表現

set format x ""   #X軸の目盛り数値を消す

枠を消す

set border 3        #枠を消す
set xtics nomirror  #枠にあった目盛りも消す
set ytics nomirror

図のサイズを変える

set size 0.5       #図を小さくする(結果的に字をでかくする)
set size square    #正方形の図にする
set size ratio 0.4 #Y軸の大きさがX軸の0.4倍になる
set size ratio -1 #X軸とY軸で、単位長さを等しくする

誤差棒

plot "datafile" using 1:2:3 w yerrorbars
set bar 3     #誤差棒の大きさを変える

EPSでの指定

set terminal postscript eps enhanced "Arial" 24
set output "fig.eps"

曲線補完

plot "datafile" smooth csplines w l
#ほかにもいろいろあり。

3次元データを、高さをカラーで表現した図を描く (gnuplotの新バージョンのみ)

set zrange [zmin:zmax]
set pm3d map
splot "datafile" using 1:2:3
グレイスケールとかで書きたいときは
set palette define (0 "white", 2 "gray20", 10  "black")
上の例だと、白から急速にグレーになって、あとはゆっくり黒になる。

Adobe Illustrator CS2 で、GNUPLOTが作ったEPSファイルを編集する

GNUPLOTが書く曲線は、「複合パス」になっている。パスはイラストレータの曲線の
概念で、高機能だが多少わかりにくい。
線の種類や太さを変えるくらいは右上ミニウィンドウ(?)の線のオプション
(小さい三角形)を使って簡単にできる。
パスを部分的に消去するのは、ややこしい。まず複合パスを解除。次に、パスを選択
した状態で、「はさみツール」なるものを使って、切断したい箇所のアンカーをクリック
すると、パスが切断される。あとは、切断されたパスのうち、削除したい方をDEL。
目盛りなども、複合パスで描かれているため、間違って消さないように要注意。

パスが重なっている場合は、右クリックから「選択→最背面のオブジェクトを選択」。

用紙サイズがデフォルトではレターサイズになっているので、印刷時に注意。

ズームイン・アウトはALT+マウスホイール
左右へのビューの移動はCTRL+マウスホイール
これ便利