研究活動

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若野友一郎
(Joe Yuichiro Wakano)

准教授
明治大学・総合数理学部・現象数理学科
明治大学・先端数理科学研究科・現象数理学専攻
明治大学・先端数理科学インスティテュート


〒164-8525 東京都中野区中野4-21-1
joe [at] meiji.ac.jp
joewakano [at] gmail.com
TEL/PH 03-5343-8351

MIMS GCOE PRESTO Meiji AMS

NEWS

メールアドレスについて (2015年4月)

2013年4月に新設の 総合数理学部現象数理学科 に移籍しました。キャンパスは 明治大学中野キャンパス です。


専門

数理生物学
(進化ゲーム理論、行動生態学、社会学習と個体学習の進化、協力行動の進化、パターン形成、反応拡散方程式など)
研究業績(和文)| 研究業績(英文)

生物進化の2大理論の統一的理解

包括適応度の理論(IFT)とAdaptiveDynamicsの理論(ADT)は、生物進化の2大理論です。IFTは60年代から協力行動の進化の謎などの解明に貢献した一方、ADTは種分化の謎のなどの解明に90年代から貢献しています。現在、IFTは急速に発展しつつあり、いまやADTや他の各論的な研究によって研究されてきた様々な現象に適用可能になりつつあります。本研究は、IFTとADTを統一的に理解し、生物進化の統一理論を目指します(関連英文論文 28, 31, 33, 34)。

本プロジェクトは、JSTさきがけ研究(2009-2012)に採択されました。

協力行動の進化

ダーウィンの進化理論は、個体の適応度を最大化するものが生き残るというものであるのに、自己犠牲的な協力行動はバクテリアから人間にいたるまで幅広い生物にみられています。この協力の進化の謎は、進化生物学の大きなトピックのひとつです。本研究室では、多数のプレイヤーが資源を共有し、大規模協力によって社会全体の利得を向上させるという公共財ゲームの研究を行っています(関連英文論文 2, 7, 14, 17, 19, 21, 23, 24, 27, 31, 33)

人類における学習能力の進化

ヒトを特徴づけるのは何でしょうか? 増大した脳容量が支える圧倒的な学習能力は、ヒトのその他の性質(二足歩行、無毛など)に比べても、ひときわ特徴的です。とくに社会学習(言語などによる親や他個体の行動の模倣)はヒトの文化を維持する上でなくてはならないものです。個体による発見・発明の蓄積が可能になったことで、芸術・科学技術など我々の進歩した文化は生まれました。このような学習能力の起源を、数理モデルを用いて研究しています(関連英文論文 10, 11, 15, 18, 26, 29, 30, 32, 35, 36)

本プロジェクトは、科学研究費補助金新学術領域「ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に基づく実証的研究」(2010-2014)の支援を受けています。

パターン形成

自然界には、複雑で美しいパターンがしばしば見られます。特に生物は、さまざまなパターンを作り出し、それ自体が生命の証ともいえます。このようなパターン形成を理解することは、生物学のみならず物理学など多くの自然科学において、重要な研究です。本研究室では、バクテリアコロニーや空間ゲームなどに現れるパターン形成の研究を行っています。(関連英文論文4, 5, 6, 9, 14, 17, 21, 24)。

行動生態学

特定のモデル生物における特定の行動の詳しい研究もまた、非常に重要です。なぜなら、進化理論から導かれる仮説は、実験によって検証される必要があるからです。実証研究者と密に共同することで、アリにおける分業(1)、サンショウウオの共食い(2,8,20)などを研究しています。また、繁殖システムや性比の進化などの研究も行っています(12,13,16)

履歴

生年月日:
 1973年(昭和48年)5月6日

学歴:
 1992年(平成4年) 3月: 灘高等学校・卒業
 1996年(平成8年) 3月: 京都大学 理学部・卒業
 1998年(平成10年)3月: 京都大学 大学院理学研究科生物科学専攻・修士課程修了
 2001年(平成13年)3月: 京都大学 大学院理学研究科生物科学専攻・博士課程修了
  *大学院では京都大学生態学研究センターにて研究に従事

学位:
 2001年(平成13年)3月23日: 京都大学理学博士
  主指導教官:山村則男教授
  博士論文:Adaptation and evolutionary dynamics of social traits of creatures in game-theoretical situations

職歴:
 2001年(平成13年) 4月: 東京大学 工学部化学システム工学専攻 技術官
 2003年(平成15年) 6月: 東京大学 理学系研究科生物科学専攻 研究拠点形成特任研究員(21世紀COE)
 2006年(平成18年) 4月: 日本学術振興会 特別研究員PD (受け入れ機関:同上)
 2007年(平成19年) 9月: 明治大学 先端数理科学インスティテュート(研究・知財戦略機構) 特任准教授
 2009年(平成21年)10月: 科学技術振興機構 さきがけ研究員(兼任)
 2011年(平成23年) 4月: 明治大学大学院 先端数理科学研究科  特任准教授
 2013年(平成25年) 4月: 明治大学 総合数理学部  准教授

准教授とは、以前の助教授のことです(学校教育法改正により平成19年度から改名)。特任とは任期付ということを意味します。期限付きの競争的資金を増やし、終身雇用職を減らすという国の政策により、今は特任教員が増えています。

所属学会など:

賞罰:

競争的研究資金の獲得状況:
e-Rad 研究者番号: 10376551  機関コード: 明治大学 2132682000   部局コード: 総合数理学部 026

役職など:

資格など:
  平成12年国家公務員Ⅰ種試験合格(情報科学)、第一種情報処理技術者、普通運転免許、スキー2級

研究業績(和文)

査読付き国際誌に発表した論文リスト(つまり主な業績)は、 英語ページのPublications をご覧下さい

研究業績(英文)

 英語ページのPublications をご覧下さい


学会発表など(2009年以降)

氏名について

私の本名は若野友一郎ですが、英語での文献はすべて Joe Yuichiro Wakano の名で発表しています。Wakanoというのはかなり珍しい姓なんですが、研究者として活躍しておられるWakanoさんはたくさんおられます (2006/06/12現在、WebOfScienceでAUTHOR=WAKANOを検索すると、115件もヒットします。日常生活での若野姓の稀さを考えると、すごいことです)。 そこで、ネット上のハンドルでもあるJoeを冠しているわけです(バイリンガルでも帰国子女でもありません)。

駄文


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